遺言書を作成するに当たって保管場所をどこにするかは考えどころです。といいますのも、せっかく遺言書を書いても相続人に発見されず紛失してしまったり、また悪意ある相続人に捨てられてしまったりしては遺言意思が実現できないからです。
今般制定された法務局における自筆証書遺言書の保管制度は、そのような遺言書の紛失・破棄等を防止するものとして有意義な制度であり、また費用も安価ですので、手軽に遺言書を残したいと考える方にとっては使い勝手が良いといえるでしょう。
ただ、法務局では遺言書の内容については審査しません。せっかく遺言書を残せたとしても肝心の内容がしっかりしていなければ、やはり遺言意思が実現できないことになります。
弊所では、法務局での自筆証書遺言書の保管を希望しつつも、遺言書の内容をしっかりさせたいという方のニーズにお応えするため、自筆証書遺言書の作成支援(遺言書の起案・財産調査等)も行っております。また、一人で法務局に行くのが心配という方のために法務局への同行も可能です。
公正証書遺言の作成に比べて費用もリーズナブルにできますので、自筆証書遺言書の作成を検討されている方はお気軽にご相談ください。
文京区・千代田区の遺言・相続 法律相談 小野貴朗総合法律事務所

東京都千代田区、文京区を中心に、関東一円の相続問題に対応しております。
相続は、遺産分割協議、遺留分請求、相続財産調査、相続放棄など、専門知識と複雑な手続きが求められます。
ご家族間の感情的な対立に発展しやすい問題だからこそ、弁護士が介入し、法的な観点から円満な解決へ導くことが重要です。
当事務所では、弁護士が親身にご相談者様のお話を伺い、ご意向を尊重しながら最適な解決策をご提案します。
「相続でもめそう」「不公平な遺言書で困っている」といった相続トラブルはもちろん、将来の紛争を防ぐための遺言書作成や遺言執行も強力にサポートいたします。
税理士や司法書士など他士業とも連携し、相続税申告や不動産登記までワンストップで対応可能です。
土日・祝日のご相談、出張相談も承っております。
相続手続きには期限があるものも多いため、「遅すぎた」となる前に、まずはお気軽にお問い合わせください。